低濃度アトロピン点眼薬
低濃度アトロピン点眼薬は、近視の進行を抑制する効果が確認されている点眼薬です。
1日1回点眼することで近視の進行を抑制することができます。
低濃度アトロピン点眼薬の対象となる方
- 軽度または中等度の近視の方
- 6歳~15歳の方(※15歳を過ぎても近視は進行するので適応となる場合があります)
- 3か月ごとの定期的な通院が可能な方
- 就寝前の点眼が毎日可能な方
低濃度アトロピン点眼薬の特徴
- 1日1滴、就寝前に両眼に点眼
- 副作用がほとんどなく、近視の進行抑制に適した目薬
- 近視の進行を平均50〜60%抑えることができるとされている
- 近見視力(近くを見る視力)への影響はほぼなし
低濃度アトロピン点眼薬のリスク・副作用について
※ 点眼後まぶしさを感じたり、ピントが合いにくくなったりする可能性があります。副作用を起こす成分の濃度が低いためその作用は軽微であり、また翌日の生活に支障が出ることはまずありません。
※ 一般的に、点眼薬には含まれている成分に対してアレルギーを起こす可能性があります。低濃度アトロピン点眼薬に関しても他の点眼薬と同様にアレルギーのリスクがあります。
当院で処方させていただく低濃度アトロピン点眼薬は国内で承認されている薬です。
諸外国における安全性などに係る情報に関して
以下の報告があります。
- Atropine for the treatment of childhood myopia. Ophthalmology 2006;113(12):2285–2291.
- Atropine for the treatment of childhood myopia: safety and efficacy of 0.5%, 0.1%, and 0.01% doses (ATOM2). Ophthalmology 2012;119(2):347–354.
低濃度アトロピン点眼薬の費用について
※ 点眼薬代の他、診察代が別途かかります。
※ 初回は1箱のみとして1か月後に再診。特に問題がなければ最大3箱まで処方し、3か月ごとの診察となります。
※ 詳しくは医師やスタッフまでお問い合わせください。
※ 低濃度アトロピン点眼薬の治療は自費診療となります。同日に保険診療との併用はできません。
